熊本にある「小児歯科(託児室有)、審美歯科、歯周病歯科」等、それぞれ担当医が診療している歯科医院

池田先生コラム

日本Share&Care協会池田登先生

特に当院では日々子育てにがんばっていらっしゃるママのために、子育てコラムを掲載。
「より豊かに生活していただけるお手伝いができれば」、という思いで池田先生に連載をお願いしています。


池田登先生紹介…約30年間TA(交流分析)という
心理学の理論に基づいたカウンセリングを手掛け
「性格や運命は変えられる」という信念のもと 日々ご活躍されているセラピスト。さらに詳しく知りたい方は、
池田先生HPもぜひご覧ください。

  

■第1回/ーその1ー ーその2
第2回 ■第3回 ■第4回 ■第5回 ■第6回



第1回コラム
「夫婦で関わる子育ての楽しさ」ーその1ー

子供は日々変化しています。 その変化を、子供の成長として目にするのは、親として無常の喜びであると思います。 例えば、新しい言葉を覚えた、歯が生えた、声を出して笑った、今までできなかったことができたなど、すばらしい変化や成長を周りに見せてくれます。

それがかわいらしくまた、頼もしく、とても幸せなことです。 子供の変化をあまり大切だと思わずに
見過ごしていたら、“いつの間にか”子供が大きくなったような気がします。しかし、子供は“いつの間にか”大きくはなりません。 凡にして父親は、その変化や成長に気づかないことがあります。

忙しい父親は、子供が寝ているうちに出勤し、寝てしまってから帰ってくることも
あるでしょう。そして休日は、「疲れた、疲れた」と言っているかもしれません。
子供の変化や成長に気付かないということは、何ともったいないことでしょう。
もっと御主人に、子供の成長の素晴らしさを是非わかってほしいと思います。

その素晴らしさを知ってもらうためのサポート役は実はお母さんです。
毎日の子供の変化を、それはそれは楽しく御主人に話してあげてください。
そしてその変化を、休日や子供が起きている時に、実際に御主人に確認して
もらってください。

そして、御主人が子供の変化に気付き喜びを感じたら夫婦で一緒に喜んでください。
子供にとって一番うれしいことは、両親の目が自分のことを見てくれているということなのです。

仮に妻が、子育ては大変でつらいことばかり多くて「少しはあなたも面倒見てよ!」
と夫に言い続けると、“子育ては不快だ”と夫に入っていく可能性があります。 そうすると夫は、
「それが妻の仕事だ!」と言って、子育てから逃げようとします。 子供は宝石の原石です。
その原石をピカピカに磨いて輝く状態にして、「ほら素敵でしょう」と御主人に見せると、
御主人も一緒に磨いてくれると思いますよ。
残念ながら世のお父さん達の中で、子供の成長を自分の喜びとして楽しんでいる人は
少ないのです。是非お父さんも子育てを楽しんでください。

そして子供のことを、素敵でとてもかわいいと思ったら、感謝をこめて奥さんに
「ありがとう」と言ってください。 母親というのは自分が御主人から愛されているという
バックアップを感じて、子供を愛してあげるという行動ができるのです。
夫からの愛情を感じていない場合母親は、特に息子に対して「お母さんを愛してほしい」という
行動をとってしまいます。

この状態は、悲惨な結果になることが多いのです。
このことについては、次のコラムで話しましょう。   ………つづきはこちら

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