小児歯科
小児歯科の担当医と親御さんの
愛情との連携でお子様の歯を
健康で丈夫な歯に育てます。
歯は全身に影響を与える部位。
虫歯の治療だけでなく健康で元気に
育ってもらうため、
正しい知識で歯のメンテナンスを
心がけたいものです。
- 乳歯の虫歯をそのままにしていませんか?
乳歯は永久歯に生え変わるから、虫歯治療はしなくていい!
本当にそうでしょうか? 乳歯の虫歯を放置すると、後の永久歯に悪影響が現れます。
乳歯の虫歯治療の大切さと治療法についてお話します。
- 乳歯の虫歯に治療は必要ですか?
「どうせ永久歯に生え変わるし・・」
「いやな思いをさせてまで治療をしなくても・・」
と思われている方は多いと思います。しかし目にはみえませんが、
乳歯がはえそろう3歳頃には、乳歯の下に永久歯ができて
成長しています。そのため乳歯の虫歯を放置していると
永久歯に悪影響を及ぼすことがあります。
- 具体的にはどうゆう悪影響があるのでしょうか?
乳歯は食べ物をかみ砕くだけでなく、永久歯が生える場所を
確保して永久歯を正しい位置に導くという大事な役割をしています。
早期に乳歯がなくなると、すでに生えている歯が寄ってきて、
次に生えてくる永久歯のスペースがなくなって、歯並びが悪くなります。
なくなってしまったスペースを確保する装置などもありますが、
保険適用外ですし治療に対するお子さんの負担も大きくなって
しまいますので、
やはり早期治療が大切です。
- 子供の虫歯治療はできるのですか?
すでに虫歯ができてしまった場合でも、乳歯が生えそろう
3歳くらいには治療も可能です。
しかし、痛みがでてからの来院は、麻酔がききにくい場合もあり、
歯医者さん嫌いになる原因になります。
虫歯になる前から予防処置で通院して、
「歯医者=痛い」と思わせないことが大切です。
大人になってからの10年と、子供の10年は大きく違います。
食べたり、飲み込んだりする機能が発達し、本格的な噛み方や食べ方を
学習する時期だからこそ歯を大切にしたいですね。
はじめて小児歯科治療をうけられるかたへ
<虫歯の治療について>
ラバーダム防湿:歯をけずったり、つめたりする処置を行う場合に使用します。治療中にお口の中を傷つけたり、薬品や水がお口に流れ込むのを防ぎます。
レストレーナー:痛みがある、またはこのままにしておくと痛みが出る可能性がある歯の処置を
行う場合で、お子様の協力がむずかしい場合に使用することがあります。
治療前の注意 予約の時間:空腹なとき満腹な
ときは、機嫌がわるかったり、
吐いたりしやすいので避けましょう。来院前は、うそをついてつれてきたり、
「歯医者さんに注射をしてもらうよ」などと恐怖心を
あたえるような言動はひかえましょう。
タオルと着替え:
治療中、汗をかくことがありますので、ご用意ください。
お手洗い:診療室に入る前にすませておきましょう。
お子様の体調:
熱があったり、鼻がつまっているときは、 治療をひかえましょう。
治療後の注意 麻酔をしたあとは:
1〜2時間はしびれた状態がつづきます。
その間は、唇をかんだり、やけどしてしまうことがありますので、
気をつけましょう。しびれている間は食事はさけたほうが安心です。
泣いてしまっても:一生懸命がんばったことにかわりはありません。
お家にかえってからもほめてあげてください。
上手にできた子も同様です。ほめることで、心の成長にもつながります。
いつもと違うと感じたら:
食欲がなくなったり、痛みをうったえる場合は、ご連絡ください。
お約束
当院では、保護者の方あるいは本人の同意なく、無理に治療は行いません。
現在の状態について説明を行い、納得されたうえで治療をおこなって
いただきたいと考えております。
疑問に思うこと、ご心配なことがありましたら、お気軽にお尋ねください。
当院では、なるべくおまたせしないよう、予約時間を守ることを
こころがけています。
予約の時間に間に合うよう、準備を整えてお待ちしておりますので、
来院できない時や時間の変更がある場合は、早めのご連絡をお願いします。
お問い合わせについて
お電話にて直接お問い合わせ下さい。
【電 話】096−235−4618(ニッコリサイコーしろい歯)